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さまざまな映像作品を制作もしています。
さえずり通信制作部が体験してきた
撮影現場の裏側をお伝えしていく連載コーナーです。
第8回「撮影の裏側で見たもの」
今回のテーマ「富士山 母の白滝」
文/さえずり通信制作部 一(にのまえ)吉成
日本の霊峰「富士山」が、世界文化遺産になったのは、
みなさんも記憶に新しいと思います。日本最大の山であり、
世界に誇る場所であることは、誰しもが感じ、認めるところだと思います。
様々な人々がこの霊峰の魅力に取り憑かれ、この大いなるエネルギーを
活用しようとしてきました。さえずり通信でもこれまで、
富士山の霊性の高さに注目し、そのエネルギーを様々な形で
活用してきましたが、今回改めてその富士山の魅力を感じようと、
富士の清流をテーマに収録を行いました。
いくつかの場所をピックアップし、その風景と自然音を収録してきました。
そこで!下の写真をご覧ください。
滝を囲むように美しいオーブが映っているのがわかりますでしょうか。
この写真は、山梨県にある河口浅間神社の裏手にある、
「母の白滝」で撮影した一枚の写真。
その、最初に撮影した画像が、オーブ輝くこの写真。
光の具合であるとか、水しぶきの反射とか、
いろいろと条件はあるのかもしれませんが、
わたしも意図して撮ったものではありませんし、
同条件で数十枚撮った写真の最初の1枚だけに映っていたのです。
リアルな映像、音を収録したい、直接現地へ来られない方に、
少しでもエネルギーを感じてもらいたいと収録をしているのですが、
この写真をカメラで確認したときに、この場所、
ここにいる存在に迎えられていると、安心したのを覚えています。
「母の白滝」木花咲耶姫命(このはなさくやひめ)の母君が祭られている
この滝周辺は、ほとんど人間の手が入らない、
自然の状態で私たちを迎えてくれました。非常に心地の良い空間で、
森と鳥と川と滝がわたしを包み込みます。
その大自然の音を収録している時に、わたしも軽く目を閉じて、
そのエネルギーを感じてみました。ナチュラルなホワイトノイズに
身を任せ、「考えること」を忘れたという感覚があったのを
今でも覚えています。
すると、頭の中で、自分に光が差し込んでくるイメージが湧き出てきました。
短い時間でしたが、とても気持ちのよい体験ができました。
自然を撮影し、収録をして、少しでもそのエネルギーを伝えたいと
思っているわたしにとっては、その体験は貴重なものでした。
パワースポットに優劣をつけることはできないのですが、
わたしとの相性という観点であえて言えば、
グっとくるスポット、トップ3に入ってしまいました。
(どれが一番とはいいませんが、あとの2つは、麻賀多神社と花窟神社です)
この収録には、さえずり通信の石塚薫氏と、宇宙ボール瞑想の今沢さんに
ご同行いただきました。大自然での瞑想には慣れっこの今沢氏は、
滝の付近に着くやいなや、靴を脱ぎ、ばしゃばしゃと川を逆流し、
滝壺付近まで行ってしまいました。
(※大きな川ではありませんが、急流です。
大変危険ですので安易に真似はしないでください)
清流には、裸足が一番良いとのこと。足の裏というのは、
私たちが思っている以上に、毒素などが排出される部位なのだそうです。
清流に裸足で浸かることにより、身体が清められた状態に。
朝早くのロケだったので寝不足だった今沢氏、
しかも数日前に腰を痛めていたそうなのですが、
母の白滝の清流に足を浸け、3分ほど瞑想しただけで、
頭がスッキリして、腰の痛みが引いたそうです。
わたしはというと、山登り用のかなりガッシリした靴を
履いてきてしまったことと、収録もしなければならないので、
清流に浸かることはできませんでしたが、
今沢氏はその後も、滝付近で様々な瞑想を楽しんでいました。
他にも【鳴沢氷穴】【白糸の滝】などを巡りましたが、
1ページでは富士の魅力をとても書き切れません。
今回は、印象深い写真を撮影することができた、
「母の白滝」をご紹介しました。
ちなみにこちらの富士山の写真は、母の白滝へ
向かう途中のキャンプ場で石塚氏が撮影したものです。
建物や電線などが写り込んでしまい、
富士山だけを撮影することができる場所が意外と少ないんです!
こちらも綺麗に撮影ができた素敵な一枚です!
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